妊活中-主婦ライターは二人目ふにん-

4年前流産し、現在二人目妊活中・・今更聞けない不妊治療の超キホンから、不妊治療のリアルを現在進行形でお伝えします☆

日本と世界の不妊治療事情はこんなに違う!日本の現状を知って思うこと

日本は不妊治療に関する法律が・・・・ありません(´・ω・`)。

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こんにちは!ハピコです。

不妊治療をしていると、

「この治療が健康保険適用だったらいいな~」と思いませんか?

 

注射1本1万円・・

自費の検査や治療薬・・

そして、高額な体外受精

 

治療が進むにつれ、精神的・肉体的

経済的負担がどーんと夫婦の間にのしかかります。

(お財布が危険信号出してますよ、うち)

 

今や40人に1人は「生殖補助医療(ART)」で生まれている時代。

欧州生殖医学界の報告では、全世界において

ART出生児数が年間23万人、累計500万人を超えたとも言われています。

 

このような時代で、世界と日本の不妊治療事情は

どのくらい違うのでしょう。

 

ってことで、ちょっくら調べてみました!

 ■フランスは不妊治療費を全額国が負担します。

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皆さん!みなさん!

おふらんすでは、不妊治療にかかる治療費を

セキュリティソシアルという保険で国がまかなっています。

 

セキュリティソシアルは、フランスすべての国民が加入している

医療保障です。(フランスに住む日本人も、申請できます。)

 

フランスでは、不妊を疫病と考えています。

だから、男女ともに検査を受けて、不妊治療が必要だと

認められれば、収入に関係なく、無料で不妊治療が受けられるように

なっているのです。(むむむーー無料ですってよ、奥さん!)

 

セキュリティソシアルで不妊治療を受けるための条件はないの?

条件は年齢です。

 

フランスには、1994年に成立した「公衆衛生法(こうしゅうえいせいほう)」

という公衆衛生に関する法律があります。

 

この法律では、セキュリティソシアルを使い不妊治療を受けられる

条件として、「生殖可能な年齢まで」とされています。

 

で、この「生殖可能な年齢は、43歳の誕生日前日まで」と

決められています。

さらに、人工授精6回、体外受精4回までという回数の制限もあります。

 

年齢制限があるとはいえ、体外受精を4回まで無料で受けられる

保険は、とても魅力的ですよね。

しかも、全額ですよ、全額!!!!

 

なんで43歳までなの?

43歳という年齢は、妊娠・出産に対してリスクが大きくなるということ、

これ以上治療しても、妊娠できにくくなることを

考慮して決められています。

 

43歳以上は妊娠できないといった根拠があって定めているわけでは

ありません。

 

43歳以上は保険で不妊治療を受けられなくなりますが、

自費治療なら可能です。

フランスは少子化を克服した国だった!

フランスは、ヨーロッパの中でも、出生率が高い国と

言われています。

 

現在は、子育て支援制度、医療保障が整った国ですが、

以前は、日本と同じ、少子化でした。

 

しかし、政府や国民が議論を重ね、法を整備した結果、

出生率は、かなり高くなりました。

不妊治療を特別なものではなく、妊娠・出産の過程として考え

同じような位置づけで保障しているのです。

 

このように保険制度を適用・法整備することで

先進国の中で唯一少子化を克服した国になりました。

 

日本とフランスの違い

フランス女性の就業率って、2010年で59.9%です。

日本の女性の就業率は、60.1%というから、

あんまり変わらないですよね。

 

でも、出生率は全然違います。

 

フランスの人口って、日本の半分です。

 

でもね、

日本で1年間に生まれる子供100万人に対し、

フランスは、1年間に83万人の赤ちゃんが誕生しています。

 

人口が半分なのに、

日本の出生児の数に追いつく数字ですよね。

 

また、出産を考える年齢も日本に比べて低いです。

不妊治療を始める平均年齢は

  • フランス→34歳
  • 日本→37歳

と、3歳の差があります。

(この3歳の差って不妊治療では大きいですよね)

 

フランスは、不妊治療に関する意識が日本とは全然違う。

とてもオープンだし、治療も育児も、

男女でするものだと考えられています。

 

子育てに関するネガティブなイメージが少なく、

子供を産んでも職場に戻れ、働ける社会であることも大きいです。

 

妊娠・出産・育児で女性に負担がかかることも少ないため

年齢に関係なくいつでも子供が持てるという感覚でいます。

 

女性も男性も子育てに協力的で

社会もそれが当たり前となっています。

(ただ、特別フランス人男性が育児に協力的というわけではない)

 

加えて、

日本では、事実婚か、結婚していないと受けられない体外受精も

フランスではカップルの状態で受けられます。

(もちろん、セキュリティソシアルを使って無料です)

 

また、フランスでは、ある程度治療を進めても結果が出なければ

養子をもらう人がとても多いです。

 

結婚という制度もあまり重要視されておらず

親が結婚しているかどうかで、子供に影響を及ぼすことなんて

これっぽっちもありません。

 

■ほかの国はどうなのか?

さて、フランスのことばかりじゃなくてほかの国って

どうなのでしょうか?

 

生殖補助医療(ART)に関して、ヨーロッパの多くの国では、

早くから法整備が進みました。

 

不妊治療を全額負担する国は、フランスだけじゃありません。

ベルギーとスウェーデンも、制度が整っています。

スペインは40歳まで無料です。

 

ドイツやデンマーク・フィンランド・オランダ・ノルウェー

イギリス・ニュージランドは、日本と同じ、一部サポートがあります。

 

韓国・ブラジル・カナダ・メキシコ・ロシア・シンガポールは、

経済的サポートなしです。

(ここを見ると、まだ日本の方がいいと感じるよね)

 

そして、アメリカは、入っている自己保険により費用が変わります。

不妊治療を一切カバーしない保険もあれば、

一部カバーする保険もあるようです。

 

アメリカでは、不妊治療が「ビジネス化」しているところがあります。

卵子・精子の提供や代理母が法による強い規制がなくほぼ認められていると

言います。

 

アメリカでは不妊症カップルが多く、

市場規模は数十億円とも言われている中、

卵子や精子の提供を介在する民間業者もいます。

 

フランスに比べて日本では・・・

日本は、世界一の不妊治療大国と言われています。

体外受精実施数は、世界最多。

 

にもかかわらず、出生率は低いですよね。

これは、日本の社会背景が深く関係していると思います。

 

日本では、結婚→出産→育児という過程で、

母親になれば仕事をセーブしなければならないという

風潮が強いですよね。

 

仕事をセーブしなければ、子育てできない社会なんです。

仕事をするために、子供の預け先もない状態ですから

 

子育てのために仕事をセーブすることを

社会的に認められていませんし、意識も理解も低い。

 

だから、20代の後半に子供が欲しいと思っても

子育て制度(保育園や育休、産休など)が整っていない日本で、

産んで育てること自体が難しいと考えてしまう。

 

キャリアをある程度積み、地位を固めないと

出産しづらいと考える女性が多いです。

(だから、晩婚化なんだよね)

 

これでは、産みたいと考えたときは、

年齢が30代後半になっていることも

多くなりますよね。

 

だから、体外受精が世界最多だとしても、

卵子の老化などの理由で

結果につながらないのです。

 

35歳と、36歳

たった1歳しか違わないのに、不妊治療では

妊娠率に大きな差が生まれます。

(もちろん、個人差はあるけど)

 

ちなみに、日本は、

家事は、女性がやるものだという意識が強く、

子育てを誰かに(例えばシッターなど)

に預けることも一般的ではありません。

 

そして、

不妊治療はネガティブなイメージだし、理解も低い。

もちろん、高額な不妊治療は自己負担です。

さらに、日本に不妊治療の法律はありません。

 

日本の不妊治療事情

日本では、まず第一に、不妊治療に関する意識と理解が少ないです。

治療をまかなう医療保険なんて、ありません。

 

(最近、不妊治療を保障する民間の保険がでましたけど

既に不妊治療をしている人は入れませんし・・)

 

【保険適用されている治療】

排卵誘発剤などの薬物療法と卵管疎通障害に対する卵管通気法、
卵管形成術。男性不妊では、
精管機能障害に対する精管形成術が保険適用

 

助成金はあるけど、人工授精や

体外受精などの治療に対しては自費

部分的な金額を負担してくれるだけです。

 

【日本の経済的サポート】

特定治療支援事業について

〇対象治療法

体外受精及び顕微授精(以下「特定不妊治療」という。)

〇対象者

特定不妊治療以外の治療法によっては妊娠の見込みがないか、又は 極めて少ないと医師に診断された法律上の婚姻をしている夫婦

〇給付の内容 1回15万円(凍結胚移植(採卵を伴わないもの)及び採卵したが卵が得られない等のため中止したものついては、1回7.5万円)、 1年度目は年3回まで、2年度目以降年2回まで、通算5年、通算10回を超えない

平成28年4月より、年間助成回数限度無し、通算助成回数が初回治療開始年齢40歳未満→6回、40歳以上43歳未満→3回に改正されています。

〇所得制限 730万円(夫婦合算の所得ベース)

 

で、この助成金にもひとことモノ申したい

不妊治療はお金がかかるからとか、

将来のことを考えて共働きする夫婦は多いでしょう?

 

なのに、体外受精の助成金が受けられるのは

夫婦の所得合わせて730万以下と制限があるんです。

 

生活や治療のことを考えて一生懸命働いているのに、

収入が上がれば、助成金が受けられないなんて

混乱

 

子供ができても、生活のために仕事を続けたいし、

育休とって、職場復帰したいのに、

働いていると助成金おりないなんて・・。

と悩んでいる妊活女性多いです。

 

さらに、治療費も、病院によって、地域によって差が大きい。

生殖医療を規定する法律がないからでしょうか。

 

不妊はもちろん病気じゃありません。

病気じゃないけどね、何らかの原因があり、治療をしたり

医療の力をかりないと妊娠できない状態を、

フランスのように疫病と考えてはくれないのでしょうか。

 

死に対する病気やケガは補償するけど、

新しい命を生み出すというということに対しては

保障がない。

 

自費医療ってさ、

  • 歯医者では、自費になるのはインプラントやホワイトニングとか
  • 顔の整形・審美歯科・歯列矯正
  • 皮膚科も美容で受けるものは自費。

とかですよね。

だけど、不妊治療っていうのは、上記のような医療とは

まったく違うと考えられませんか・・・?

■日本の現状を知って思うこと

日本では、もはや不妊治療は珍しいことではありません。

治療件数は年間20万件を超えています。

 

国民保険制度は整い、新しく民間の保険にも

不妊治療の特約が認められました。

 

不妊治療に関して、法整備そろそろあってもいいと思います。

もちろん、高齢化が進み、医療費などが膨らむことが懸念されているし

保育園の待機児童問題もあります。

 

だけど、それをこれから担う人口が増えないときつくないですか?

 

不妊治療に健康保険が適用されると、

医療機関で高価な治療が行えないという意見もあるそうなので

一概に、全額負担にしてくれ!ともいえないところがあるでしょう。

 

保険適用になることで、治療の規制が強まるという声もあります。

(それも困るよね・・・)

 

不妊治療を受ける人の年齢が年々上がり、

助成金を申請する人が増えているけど妊娠率は低いそうです。

 

税金だから、無駄に使われているのではないか?

と思われてしまうことにもなりかねません。

(不妊治療に理解がない方たちから)

 

日本の現状では、国の経済的支援と法整備はかなり必要です。

 

■終わりに

日本は、少子化で、晩婚化で、

子育ても安心してできない今のこの現状。

さらに、年金は少なくなり、税金はあがる。

 

なのに、東京オリンピックでゴタゴタ

豊洲市場どないやねん!

 

いいかげんにしいや!

 

ボンジューㇽ!フランスは、かつては少子化。

デモ今、少子化を克服しました!

 

国は違えど同じ人間。

ただ、制度が違うだけ。宗教が違うだけ・・。

価値観やモノの捉え方も違います。

 

生まれ育った日本が大好きな私ですが、

最近は、さまざまな側面が見えてきて、

疑問を抱くことも多くなりました。

 

日本の今は、もう、昔のようなサザエさん一家みたいな

時代ではなくなっていますよね。

核家族化、高齢化・少子化・多様化です。

 

結婚をしないカップル(事実婚)も多いですし

同性婚もあります。産まない選択をする女性や

1人で産んで育てる女性も増えています。

 

働き方も生き方も選択肢が増え、多様化してきています。

 

 

それに社会が付いていけてない気がします。

もちろん、サマータイムやクールビズの導入とか、

男性の育休とか、男女雇用均等法などの法改正とか

ありましたけど、社会の意識が付いていくまで時間がかかりましたよね。

 

意識が変わらないと

法整備してもそれを活かせないので、

意識改革も同時に必要ですよね。

 

で、意識改革をするには、やっぱり法律って

必要なんですよねぇ。

(切っても切れない仲)

 

それから、教育

教育で不妊は予防できることもあります。

早いうちに”知る”ということがとても大事です。

知ることで、理解が広がると思っています。

 

ああ、フレミングの法則ね、学校で習ったわ。

ああ、卵子の老化ね、学校で習ったわ。

 

くらいの勢いで、文部科学省さんどうぞ。

 

不妊治療だけ法整備すればいいってものじゃない。

子供を作る、産む、育てる、働く、老後

ということをトータルで考えて、法整備してほしいと思います。

 

 

一番ダメなのは、

議論さえしないことだと思うので書いてみました。

 

あーじゃないか、こうじゃないかと議論していく中で

ええじゃないか、ええじゃないかと

いい方向に整備されることを願ってます。

 

それでは、今日はこの辺で失礼します♪

最後まで読んで頂きありがとうございました。

 

お時間あれば過去記事もどうぞ!

 

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